ノーベル医学生理学賞2021 センサータンパク質
今週は世界の飛び地を見て回ろうと思ったのですが、ノーベル賞の週でもあるので、飛び地は来週に回しますか(まだ迷っています)。 とりあえず、今日は医学生理学賞のタンパク質を見ることにしましょう。 欧州のデータベースはアクセス集中のためか、遅くなっています。日本のタンパク質データベースを見ましょう。 温度を感じるイオンチャンネルが下記で、いろいろな温度で構造解析がなされています。クライオ顕微鏡(ヘリウム温度まで試料を冷やして高分解能で観察)のデータが今年出ていますね。収差補正測定が可能になったということでしょうか?私が学生のときはまだ分解能が悪くて大まかな構造しかわからなかったのですが、原子位置がタ…