Posted in本:WhyNationsFail
Why Nations Fail (7):第7章 なぜ産業革命はイギリスで起こったか?
金曜日の読書 Why Nations Fail 今週は7章、なぜイギリスで産業革命が起こったかについての考察です。マグナカルタ(1215)、ばら戦争(1455-1485)、清教徒革命(1642-49)、名誉革命(1688)など高校の世界史で習った話が述べられています。マグナカルタは、王の専横を抑制するために貴族25人が王権を制限できる約束の文書(=大憲章)を作った、というもので、エリート層を王室から拡大する動きを表しています。その後ばら戦争による封建領主の没落がおこり、有力者の多様化と拡大が進みます。1500年代には「靴下編み機」など発明が起りますがエリザベス1世に禁止された記録が残っています…