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数値化したデータの「距離」の計算法、band wagon effect
機械学習では、異なるデータ(例:異なる写真)を比較する必要があります。その際、写真等の元データを数値の組として扱いますが、どのくらい違うかを定量化する必要があります。2つの数値の組があったとき、その違いを1つの実数値で表す方法は複数あり、数学用語を使って「ノルム」と呼ばれます。数値の組A=(a1,a2,a3,…)とB=(b1,b2,b3,…)があったとき、通常の幾何学では各成分の差の2乗の和の平方根 √((a1-b1)^2+(a2-b2)^2+(a3-b3)^2+…)をノルムとします(L2ノルム)が、機械学習では各成分の絶対値の和|(a1-b1)|+|…