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オーロラ(3)
オーロラは、高速電子が大気の上層部(熱圏、電離圏)の分子を励起することで起こります。昨日説明したように、太陽風のひと塊の大きさは地球より大きいこともあり、磁場を伴っています。太陽風の速度は、離脱の過程が異なる~400km/sと1000~3000km/sの2種類があるそうです。1000km/sの電子のエネルギーは3eVくらいなので(あってますか?)、気体分子の励起はできません。加速する過程が必要となります。実験事実として、南向きの磁場を持つ太陽風が来た時にオーロラが激しくなります。これを踏まえて、「磁気リコネクション」が定説となっていて、計算機シミュレーションともあっているそうです。また、オーロ…