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Why Nations Fail (5):第5章 専制下での限界による経済成長の停止はしばしば悲劇を生む
金曜日の読書 Why Nations Fail 今週は5章です。収奪的な政治経済制度の下での成長の限界と、成長が終わる時に発生する悲劇について説明されています。最初の例はソ連です。本の説明を単純化すると下記です。 帝政ロシアの独裁→1917年ボリシェビキ革命による独裁の成立→経済を科学的に再整理し発展を計画(米国からの使節が「私は未来を見た、上手くいっている未来を I’ve seen the future. It works」とコメント)→1928年から1960年まで年6%のGDP成長→1970年代に停滞に陥る→1988年に崩壊→ロシア→・・・ です。 停滞の理由は、労働者に発想を…