深海設備を持つ水族館(2)

charGPTが深海設備を持つと言う昨日の水族館リストを調べてみました。 (3)Monterey Bay Aquarium in California, USA  → タカアシガニ (Japanese Spider Crab)のlive cameraを公開しています。  https://www.montereybayaquarium.org/animals/live-cams/spider-crab-cam  タカアシガニは、深海(150m-800m)にいますが、産卵時は浅いところ(50m)に上がってくるとのことです。圧力への適応性が高いのでしょう。 https://ja.wikipedia.…

世界の研究所 深海設備のある水族館 Monterey Bay Aquerium 等

最近若い人の進路相談で、ソフトウェアエンジニアにはどうやったらなれるかということを調べています。週末にいろいろ本を読んでみましたが、知らなかった生態系があることがわかり、まるで水中眼鏡で海の中をのぞいているような感じです。卒業研究も終わったので、自分で少し潜ってみようと思っています。世界の研究所はソフトウェア関係が少し続いたので、今週は海中の生態系の連想で、深海環境の水族館についてみてみましょう。chatGPTで、What is the deepest sea aquarium? と聞くと、 (1) Deep Sea World in North Queensferry, Scotland (…

You are not litening (10)第13章 右の耳で聞くとよくわかる 第14章 モバイルの弊害

金曜日の読書You are not listening は13章(Hammers, Anvils, Stirrups -Turning sound waves to brain waves)、14章(Addicted to Distraction)です。 13章で面白かったのは、右耳で聞いた方が情報処理能力が発揮され理解が速いという実験結果です。知りませんでした。神経のつながり方のため、脳の左側にあるウェルニケ野に近いためだとのことです。騒音のある環境では自然と右耳を話者に近づけるそうです。ここまでは実験事実です。反対に、感情をつかみやすいのは左の耳だとのこと。奥さんが怒っているかどうかを電話…

chatGPTはプログラムを書ける

chatGPTはコンピュータプログラムを書くのにも助けになる、とのことです。本当かな?と思ってしまいますが。。。 web site製作は手伝ってもらえそうです。 https://www.youtube.com/watch?v=_kDEghOAYF8 下記は驚きました。本当にプログラムを書けていますね。 https://www.youtube.com/watch?v=UpwsQrc2Jls さらにこれもすごいです。カバーレターや面接で出そうな質問を作ってくれたり、プログラムも書いています。言語間の翻訳は得意そうですが、ほかにもいろいろできています。design patternの勉強の必要がなくな…

AIが書いたレポートを見破る方法

AIが書いたレポート課題の回答をどうやって見破るか、という話で、対策を考えた論文が出たそうです。 https://www.technologyreview.jp/s/297728/a-watermark-for-chatbots-can-spot-text-written-by-an-ai/ 本論文(査読前のプレプリント)は下記です。面白い論文です。疑似プログラミング言語でアルゴリズムが説明してあります。 https://arxiv.org/abs/2301.10226 エントロピーが高い文書だけに適用できる方法と断ってあります。 組にして使う単語の組み合わせを多数作っておいて、AIはその使い…

chatGPTのしくみ

chatGPTは今のところ無料ですが、メールアドレスを登録しなければなりません。また、質問と回答の履歴が残るそうです。 有料化の計画もあるようです。まだ訓練が必要だと思われますが、ユーザーがchatGPTから出てきた回答をランク付けすれば無料(割引)にする、なども考えられますね。 OpenAIは昨年11月のchatGPTのリリース後、時価総額290億ドルと見積もられたそうで(ただし株式は未公開)、社会の関心の高さがうかがえます。 Wikipedia によると、chatGPTはかなり人間が訓練したようです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ChatGPT 教師あり学習…

世界の研究所 OpenAI LP と OpenAI Inc.

今週の世界の研究所は、最近話題のchatGPTやDall-E等を発表したOpenAI LP社およびその親団体である非営利法人OpenAI Inc. をとりあげます(本部は米国サンフランシスコ)。私も大学院の機械学習の講義でopenAIgymを使っているので、お世話になっています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/OpenAI 今週は、OpenAI社が発表した各システムの仕組みや、現段階での利用法を調べてみようと思います。 我々教師にとっては、レポート課題を解く言語型AIは成績評価ができなくなるため恐怖の対象です。言語型AI側に、レポートのテキストに消せない印を埋め込…

You are not litening (9)第11章 心の声, 第10章 カウンセリングの聴く力、恋をする方法

金曜日の読書You are not listening は11章(Listening to Yourself - The Voluble Inner Voice)、12章(Supporting, Not Shifting, the Conversation)です。11章は、心の中の声は自己肯定的な声と否定的な声があり、成功している人は厳しめの声を聴いているがそのために不幸なこともある。そういう人は他人にも厳しくなるので聴くのは苦手、という月並みな話です。一方12章は、カウンセリングでの聞き手の応答のやり方について書いてあり、たいへんためになります。 ・「犬がいなくなって見つかるまでに3日探した…

脳の電気信号を機械で言葉に変えるしくみ

脳に埋め込む電極の素材を調べようと思ったのですが、今日は取り込んでいて時間がなくなってしまったので、今週は下記を示すだけにします。 https://www.medicaldesignsourcing.com/blackrock-neurotech-unveils-next-generation-bci-interface/ 脳のひだの中にシート状のものを差し込んで測定するのだと思います。脳の組織をちくちく傷つけると長く入れておけないと思いますので、接触させるだけだと思います。昨日紹介したニュース動画では手術に9時間かかったとのことなので、簡単ではなさそうですが。特に固定をどうするかが問題だと思…

脳に入れる電極を作る会社がある

今週紹介しているBrain-Computer-Interfaceでは電極を脳に差し込まなければなりません。当然頭蓋骨を切って手術をすることになりますが、ヒト用の電極を作って売っている会社があるので驚きました。米国のSalt Lake Cityにあるそうです。 https://blackrockneurotech.com/brain-computer-interfaces/ カタログによると、論文で使われたのは128個の電極のようです。発話の信号を取得するのにそれを4つ埋め込んだとのことなので、128×4=512個の電極ですね。思ったより多いです。神経細胞は100mV程度の電気信号をやり取りして…