マヨラナ粒子 磁性半導体と超伝導体の接合

Microsoft Station Q 研究所は、世界中の大学の研究室に投資して仮想的な研究機関を作る試みです。日本の政府シンクタンクのCRDSが継続的にレポートを出しています。これは運営形式がJSTのCRESTやさきがけ予算と似ている(研究者を定期的に集めて情報交換させ、共同研究も推奨する仮想的な研究所)せいもあるかもしれません。 https://www.jst.go.jp/crds/pdf/2016/SP/CRDS-FY2016-SP-02.pdf https://www.jst.go.jp/crds/pdf/2016/WR/CRDS-FY2016-WR-12.pdf https://ww…

You are not listening (3) 第2章

金曜日の”You are not listening”、今日は第2章です。”That Syncing Feeling - The neuroscience of listening” Facebook(現Meta)のザッカーバーグのエピソードから始まっています。全米のインタビュー旅行をしてその様子をfacebookにアップしたそうですが、いい加減に聞いていて評判が悪かったとのこと。よい聞き手になるには、話し手と感情を同期させること、というのが本章のメッセージです。fMRIを使った実験や、ノーベル経済賞学者(Kahneman)と共同研究者(Tver…

You_are_not_listening (2) 1章

今日の金曜日の読書は”You are not listening (Kate Murphy著)”という2年前のベストセラーの2回目、第1章 The lost art of listening です。現在では、聞く技術が失われていること、そのため人々が孤独に悩んでいること、著者がインタビューを仕事とするジャーナリストとして感じていることなどを綴っています。文章はリズムがあり、発想が豊かで、一貫した論理と流れがある一種の名文です。ベストセラーになったのも納得できます。作文のお手本によさそうです。 日本に関係する記述もありました。一つは、孤独をいやすためのビジネス(例えば成長…

You_are_not_listening (1) 序章

今週から、金曜日はKate Murphy著 “You are not listening” (2020?)を読んでいこうと思います。 著者はフリーランスの記者(New York Timesのcontributoer)のようですが、経歴はよくわかりません。この本は新聞か雑誌の英語サイトの書評で見て面白そうだと思って買いました。 下記にweb siteがありますが、この本のことしか書いてありません。著者は科学的な要素を含むコラムで有名とのこと。 https://www.journalistkatemurphy.com/ 上記サイトにあるように、多くの言語(21か国語)に訳さ…