ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げ

James Webb Space Telescopeの打ち上げのライブ動画の録画(2時間余)がyoutubeにあがっています。2021年12月25日です。

6分ぐらいに司会の女性が I am an astronomer. と自己紹介しているのがいいですね。
15分くらいの、なぜ赤外線の望遠鏡を作ったのかという解説もわかりやすいです。惑星の水分子や星雲などの分子を見ること(おそらく熱による発光)、赤外領域まで赤方偏移した古い遠くの恒星や銀河を見ることが目的です。
20分くらいから製作の様子や苦労など。責任者のインタビューを挟んで45分くらいにテストの様子、それから中米の仏領ギアナのミッションコントロールからアリアン5ロケットの解説、積み込みの様子、80分くらいに打ち上げ、
多くの人がかかわっているすごい技術です。カウントダウンがフランス語なのが面白いです。1をユニテと言っています。7分半で1000km,15分で5000km,27分で10000km,宇宙速度の10km/s近くまで加速しながら飛んでいるのは当たり前ですが、恐ろしい速さです。
110分くらいで望遠鏡を切り離し、太陽電池を広げるところが映像で見えています。以上、2時間余りをとばしながら30分で見ましたが、感動的でした。
望遠鏡として自動で組み立てる様子(automatic deployment)が下記ですが、これは1か月かかるのでアニメです。地球から150万キロメートル離れたラグランジュL2点を周回する軌道にいます。

まとめた2分バージョンが下記です。
https://www.youtube.com/watch?v=0QFr5W3Lgrw

英語は上記動画から。
“Standing by for terminal count.” 最終カウントダウンを待っています。 Stand-by スタンバイ
lift off 離陸
“From the tropical rainforest to the edge of time itself, James Webb begins a voyage back to the birth of the universe.”
tropical rainforest 熱帯雨林
edge of time itself 時間そのもののふち
voyage 旅 「ヴォ」ヤージ
altitude 「ア」るティチュード 高度
attitude アティチュード ふつうは「態度」ですが、ここでは2番目の意味の「(ロケットの)姿勢」でしょう
trajectory 軌道
“setting into a highly elliptical, halo-like orbit to begin its astronomical observatons.”
強く楕円形の光輪のような軌道に入り天文学的な観測を開始します。
halo は後光、天使の光輪
ellipsoid 楕円、 elliptical エ「り」プティカる 楕円の

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