riscとcisc

arm社は、advanced risc machines の略です。 risc (リスク)とは、reduced instruction set computer で、対義語は cisc (シスク) complex instruction set computer です。 risc対cisc論争、というのが私が学生の時に盛り上がっていました。これらが何か、というのは下記がよくまとまっています。
https://edn.itmedia.co.jp/edn/articles/1404/07/news001.html
ここでマイクロROM方式(ciscで使う)とランダムロジック方式(riscで使う)というのが出てきますが、その解説は下記です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF
論争の結論は、性能の優劣、消費電力などの点で原理的に大きな差はなく、設計の優劣で決まる、すなわち引き分けになっているように見えます。
下記は2012年ですが、熱いです。このころからintel (cisc的)対 arm (risc) という構図が認識されていたようです。
https://hardware.slashdot.org/story/12/06/14/2334237/intel-dismisses-x86-tax-sees-no-future-for-arm
ここで x86-taxというのは、intelの64 bit プロセッサが 16 bitの古いプロセッサの命令をそのまま実行できるように(上位互換性)ユーザーから要求されていることを指すみたいです。
エネルギー消費についても差はなさそうです。
https://hardware.srad.jp/story/14/09/01/0549220/
intelは株価が低迷していますが、パソコンのcpuがAMDに追い上げられていること、スマホ用ではarmの独走を許していること、AIや車載用プロセッサに見るべきものがないこと(補うべくM&Aはしていますが…)、などが原因で、cisc対riscの話ではないと思います。

英語は「論争」関連語です。
dispute 論争、に一番近いです。
controversy 矛盾、諸説が入り乱れていること
conflict 「コ」ンフりクト 利害の対立
commotion 動揺、興奮、騒動、暴動 level 13
debate ディベート(ルールに従った議論をする競争)、議論
disagreement 不一致
discord 「ディ」スコード 不一致、内輪もめ level 7
discussion 議論
bickering 口論 < bicker 口論する、さらさら流れる、パラパラ降る「
brawl ブローる 殴り合いのけんか、派手な口論、にぎやかなパーティ level 13
feud フュード 長年にわたる確執、口論 level 11
friction 摩擦
quarrel 口論、口喧嘩
row 意味3に激しい口論、というのがあります。 He had a row with his wife.
squabble 喧嘩(些細な原因の)、口論
strife 争い 闘争 紛争 level 6 関連する動詞はstriveですが、striveの第一義は努力する、励むです。I will strive to make the dream come true.
wrangle 口論する、論争する、けんかする
contention 争い、闘争、口論、論争、論戦、論点 level 9
words 議論、という意味もあります。 There were words about this theory. この理論に関しては議論があった。

※ 英語には論争に関係する言葉が多いですね。

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