宇宙背景輻射と宇宙の年齢

宇宙背景輻射をいろいろな方向で詳細に観測すると宇宙の年齢がわかる、というのは不思議な気がします。下記が解説です。
https://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1996/pdf/19960805c.pdf

宇宙マイクロ波背景放射


nasaの解説は画像があって分解能向上がはっきりわかります(これらの画像はモデル図ではなくて実物だと思いますが…?)
https://www.nasa.gov/mission_pages/planck/multimedia/pia16874.html
ビッグバンから30万年後に電子と陽子ができて光が空間を通れるようになった時の名残が2.726Kの黒体輻射に相当するマイクロ波として観測されていると考えられており、これがビッグバンの証拠とされています。空間的揺らぎの大きさをビッグバン理論+インフレーション理論でフィテッィングすると現在がビッグバン以来何年たっているかがわかる、ということのようです。上記天文年刊にWMAPの前のCOBE観測機のデータが出ていますが、ドップラーシフトからくる角度依存性を差し引いて、さらに我々の銀河からの寄与を差し引いて揺らぎが求められるようです。それぞれ大きさはわかりませんから、差し引くときにモデル計算を何倍して差し引くかという自由度があり、これが昨日紹介したyoutubeの批判のもとになっています(MRIの専門家なので電波の検出に詳しい。話がうまいですね)。この批判が正当かどうかの判断は難しいですが、業界からは無視されているように見えます。
専門家の講義が下記です(@ Harvard-Smithonian 宇宙物理学センター)。まだ若い女性の研究者です。最新の講義でもwebにあるので本当に楽しいですね。観測データは話の内部ではお互い整合しているように見えます。

全天球を楕円としてあらわす方法が面白いと思ったので座標系を調べてみました。中学校の地理で習ったモルワイデ図法です。我々の天の川銀河(Galaxy)が横軸に沿います。この信号を差し引くのは確かにたいへんです。
https://astro-dic.jp/celestial-sphere/

英語は、天文学?用語を選んでみます。https://u-ful.com/10207 も参考にしました。
celestial セれスシャる 天の
Mollweide projection モルワイデ図法
fixed star 恒星
planet 惑星
Milky way 天の川
Milky Way galaxy = Galaxy 我々がいる天の川銀河系
astronomy アスト「ロ」ノミー 天文学
astrology アスト「ロ」ろジー 占星術
astronaut = cosmonaut(ソ連) 宇宙飛行士
gastronomy ギャスト「ロ」ノミー 美食学
shooting star = meteor 流れ星、流星
asteroid 小惑星
asteroid belt 小惑星帯
nebula 「ネ」ビュら 星雲
star cluster 星団
quasar クエーサー 準星(正体は遠くの銀河の中心にある巨大ブラックホール)
meteorite 地球に着地した隕石
meteoroid まだ飛んでいる隕石
light year 光年
revolution 公転
rotation 時点
cosmic rays 宇宙線
cosmic dust 宇宙塵
solar eclipse 日食
lunar eclipse 月食
constellation 星座

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