幻のニッポニウム

レニウムといえば、幻のニッポニウムの話を避けて通れません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
明治40年(1908)小川正孝博士は英国のW. Ramsayの下に留学してスリランカの鉱物から化学的にレニウムの単離に成功しました。昔ですから、新スペクトルを示す塩を単離、沈殿の質量を測定し、金属の価数を仮定して原子量を算出するという地道な方法です。レニウムは希少なのできわめて微量の試料を扱う必要があります。帰国後、英国では他の人による追試ができず、当時の日本では決定打となる特性X線の測定ができなかったため、1925年にドイツのグループに先を越され、幻の発見になってしまいました。周期表でレニウムの一つ上の43番(正しくは安定同位体のないテクネチウム)と報告したのも原因と考えられています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/66/1/66_4/_pdf
https://www.chemistry.or.jp/know/isan018_article.pdf
先人の苦労を思って日々の勉強や研究、仕事に励もうではありませんか。

英語は discovery の類義語 https://www.thesaurus.com/browse/discovery  ちょっと違うのも含まれています・・
diagnosis ダイアグ「ノ」ーシス 診断
disclosure 開示
encounter 遭遇  Close Encounters of the Third Kind: Spielberg監督の「未知との遭遇」の原題
https://en.wikipedia.org/wiki/Close_Encounters_of_the_Third_Kind
exploration エクスプろレーション 探検、探索
revelation レヴェれイション 暴露、発覚、発見、啓示、意外な新事実 level 7
authentification 認証
certification 確認
determination 確認
discernment 識別、洞察力 level 14 a man of descernment 「違いが判る男」
empiricism 経験主義、経験的療法
invention 発明
perception 知覚
ascertainment 確認
unearthing 掘り出すこと、発見
unveiling 明らかにすること、発見

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