昨日、植物園を見てきました。バラがたくさん咲いていましたが、品種には育種者と年号が書いてあり、かなりの割合で”David Austin”という人が登場しました。調べてみると、イギリスの有名な育種家で、10代で趣味としてバラの育種をはじめ、世界展開に成功して現在は2代目が継いでいるようです。日本にも支店があって、webもあります。本拠地にバラ園があるようです。行ってみたいですね。
https://www.davidaustinroses.com/pages/plant-centre-and-gardens
下記が日本版カタログです。苗木を各国の拠点に送って育ててから売るというビジネスです。
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0262/0375/0479/files/Catalog2023.pdf?v=1679536768
また、初期の育種家はフランス革命のころに誕生したようです。下記は面白かったです。
https://gardenstory.jp/stories/17630
日本独自でバラの育種をしているところもあるようです。
https://yagirosebreedingfarm.com/about
中国は雲南省に業者があるという記事を見つけました。
https://www.chinadaily.com.cn/a/202208/10/WS62f314efa310fd2b29e71620.html
今週はバラについて調べてみたいと思います。解明したい疑問は
・花や果物にバラ科の植物が多い印象がありますが、なぜか?
・バラはだいたい八重ですが、初期のものは5枚の花弁をもつようです。このあたりは遺伝的にはどこまでわかっているのか?
・多彩な品種が作れるというのは遺伝子的にはどのような特徴なのか?
・だいぶ前ですが、サントリーの研究所が青いバラを作った話が有名になりました。なにをどうしたのか?
・種を盗まれる心配はないのか?
など、いろいろあります。
英語は https://www.davidaustinroses.com/ から。見出しの作り方が参考になります。
“Unrivalled beauty with spectacular ease” 「比類のない美しさがとても簡単に」
rival ライヴァル
unrivalled で lを重ねるのは文法的には変だと思います。 語の末尾にアクセントがある時には重ねますが、この単語はriにあります。
調べたら、米国英語はunrivaledで、英国英語はunrivalledだそうです。
https://sapling.ai/usage/unrivaled-vs-unrivalled
“Repeat flowering with a medium myrrh fragrance.”
myrrh マー と発音するようです。 没薬(もつやく) level 20 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A1%E8%96%AC
バラの香りの形容にミルラ香(没薬香)というのがあるそうです。どんな匂いなのでしょうか?
fragrance 芳香
copious colors おびただしい色 「コウ」ピアス 数が多い、おびただしい level 10
climbing and rambling roses 登攀(とうはん)性散在性のバラ
rambling ぶらぶら歩きする、散在する
breeding 育種