日本の学会は2000団体以上あり日本学術会議が取りまとめている

日本の学会は、2019年には2032団体あったそうです。思ったよりも多いですね。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/1000research/201903/559941.html

日本学術会議が統括する制度になっているようで、条件を満たす団体が申請した場合に「学会名鑑」に登録してリストを公表しています。
https://www.scj.go.jp/ja/gakkai/index.html

地方ごとに独立した学会がある分野(芸術、歴史等に多い)がありますね。理系だと全国組織が学会で、地方ごとの活動は「支部」にしていることがほとんどでしょう。独立した学会を増やすと何かメリットがあるのか、近くで集まるだけで活動が完結するのか、それとも、構成員が大学等だけでなく、すそ野が広いのかもしれません。考えると面白いですね。

学会として認められる条件は、
・学術研究の向上発達を主たる目的として、その達成のための学術研究活動を行っていること
・活動が研究者自身の運営により行われていること
・構成員(個人会員)が100人以上であり、かつ研究者の割合が半数以上であること
・学術研究(論文等)を掲載する機関誌を年1回継続して発行していること
だそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%AD%A6%E8%A1%93%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%8D%94%E5%8A%9B%E5%AD%A6%E8%A1%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%9B%A3%E4%BD%93
専業の事務局を持つ学会もありますが、学会事務局としての役割を引き受ける会社もあります。過去、私が入っていた小さい学会で、会員の会費の支払いが悪かったので事務局の人に給料が払えなくなり、事務局をする会社を見つけてきてつぶれずに済んだという事例がありました。
特に、機関紙の発行と発送が面倒でしたが、今はpdfメール配信も許されるのかもしれません。

英語は上記から拾ってみます。
日本学術会議 The Science Council of Japan
学会名鑑 Academic Society Directory
統括する govern, administer,control, dictate, anage, supervise など。ここはgovernでいいでしょう。
学術研究 academic research
個人会員 individual members
事務局 secretariat
会費 member due
つぶれずに済んだ was able to avoid going out of business
機関紙 bulletin / journal
特に・・・許されるのかもしれません In particular, publishing and sending out the bulletin was a hassle, but now email distribution of pdf may be permissible.

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