雷の電気はなぜ発生するかについては下記が詳しいです。
https://ztresearch.blog/education/electrification-of-clouds/
簡単に言うと、激しい上昇気流で水を含む空気が冷たい上空に行くと水滴ができます(これが雲)、さらに上空に行くと氷になります。氷は核発生が難しいため過冷却の水滴も多く、いったん氷ができると過飽和水滴を取り込んで急激に大きくなることがあります。そのため、場所により氷の粒の大きさにむらが生じます。大きい氷粒は重力で落ちるため、低いところに小さい氷粒があると激しく衝突します。その際、H3O+イオンが動きやすいため、静電エネルギーの効果でとがったところにH3O+が集まります。小さい氷の粒はとがったところが多いため、小さい氷粒がプラスに帯電し、大きい氷粒がマイナスに帯電します。(上記サイトは結果しか書いてありませんが、途中のモデルが以下の論文に書いてあるのを見つけました)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1631070502014081
静電気をベルトで輸送するバンデグラフ発電機と似ていると思いませんか?
大きい氷粒は重力で下に、小さい氷粒は上昇気流で上に行くので、積乱雲は上がプラス、下がマイナスになるという仕組みです。雷は、通常、雲の下端のマイナスと地面のプラスの間で放電が起こります。放電が起こる過程は複雑です。下記サイトの稲妻の動画と説明は面白いです。
https://ztresearch.blog/education/the-initiation-and-growth-of-lightning/
英語は、https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_cloud_types から
cumulonimbus cloud 積乱雲 cumul =積、 nimbus =嵐 ラテン語由来だそうです。
mesospheric layer 中間圏 高度50km-100km
stratospheric layer 成層圏 高度10-50km “strato” スト「ラ」トは「層」ですね。
tropospheric layer 対流圏 高度10-20km
cirriform 巻雲 「スィ」リフォーム
stratus 層雲
cumulus 積雲
nimbostratus 乱層雲 ニンボスト「レ」イタス
cirrus 巻きひげ 触毛 スィラス
tendril 植物の「つる」
nomenclature 命名法、学名 「ノ」ーメンクれイチュア
ascending (air) current, an updraft 上昇気流 ア「セ」ンディング
下降気流 down draft, descending air current
uplifting 勇気づけられる This is an uplifting finding. 勇気づけられる発見だ。