先週末は激しい雷がありました。これから寒くなるという予告だと思います。今週は雷について調べる予定で、世界の研究所は、米国のNational Center for Atmospheric Research (NCAR, 国立大気研究所)を紹介します。当然米国の気象庁NOAAも雷の予報はしています。日本では、ちょっと前にとりあげた電力中央研究所が雷の研究部門(避雷用途)を持っています。
NCARの場所はコロラド州のBoulderです。Univ. Colorado, NOAA(気象庁)& NIST(標準局)の設備も近くにあり、また、隣接のWyoming州には付属の計算機センターがあるようです。
https://ncar.ucar.edu/
衛星から全地球の分光分析をしていて、O3オゾンホールの他に、COガスと赤外線で火事を、NOxで大気汚染などを観測しているようです。2週間くらいの積算値のようですが、面白いです。NOxは日本の太平洋ベルト地帯もかなり出ています。アフリカは、プレトリア-ヨハネスブルクのあたりだけ出ています。内燃機関(自動車)の存在を表しているのではないでしょうか。
https://worldview.acom.ucar.edu/
雷については、NCARの教育ページに解説があります。
https://scied.ucar.edu/learning-zone/storms/thunder-and-lightning
英語は上記解説から
lightning 「ら」イトニング 稲妻
thunder 雷
thunderstorm 日本語だと雷雨と訳すのが普通のようです。
“A single stroke of ligntning can heat the air around it to 30000oC!” strokeは「一撃」でしょうか。
“The air expansion creates a shock wave that turns into a booming sound wave, known as thunder.” 空気の膨張で衝撃波が生じ、鳴り響く音波に変わります。これが雷の音として知られているものです。
“We see it as the bright flash of a lightning bolt.” 稲妻の明るい光として見えます。
bolt は、ねじのボルトのこと。level 5 噴出、稲妻、太い矢(原義)などの意味もあり、thunderbolt(訳は雷電、落雷)といういい方もします。
関連語
detonation 爆轟(ばくごう)、起爆 level 17 detonator 起爆装置、雷管
explosion 爆発
roar ロア 咆哮する、ほえる、轟音を発する、唸る、鳴り響く level 4
rumble ランブる ゴロゴロ鳴る、ガラガラ走る、ダラダラ続く level 8 Thunder is rumbling in the distance.雷が遠くで轟いている A cart rumbled along. 荷車がガラガラと音を出して通って行った。