Intel Optane メモリの中身

Intel のOptaneはいわゆる抵抗変化型メモリ ReRAMを使うというのが7年前の発表①②を見たときの私の理解でしたが、下記③wikipediaと④の分解レポートには相変化メモリPCMと書いてありますね。相変化メモリについては来週説明します。
① https://www.youtube.com/watch?v=Wgk4U4qVpNY&t=2s
② https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/714157.html
③ https://ja.wikipedia.org/wiki/3D_XPoint
④ https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1075684.html

その後、既存のフラッシュメモリも併用する方向に変化しているようにも見えました(キャッシュメモリとして使う ⑤)。
⑤ https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1059976.html

ReRAMは、固体の金属酸化物の小面積の薄膜(メモリセル)に電圧をかけて電気分解を起こして酸素と酸化数の低い金属酸化物に分解して、もともとの金属酸化物は電気抵抗が高く、酸化数の低いものは電気抵抗が低いということを利用して情報1ビットを記憶させるものです。段階的に電気分解させて1メモリセルに多ビットの情報を記憶させることもできるという報告もあります。電圧を逆にかけると元に戻ります。構造が単純なので集積度を上げられる期待がありました。問題は、読み出しや書き込みの制御のため、メモリセル集合体の近くに多数のトランジスタが必要なので、既存のシリコン微細加工プロセスと併用する必要があるところ、それが困難だったのではないかと思います。特に、ReRAMに使う金属酸化物とメモリセルを積層方向に分離する絶縁物との3次元構造化が困難だったのでしょう。明日以降紹介しますが、現在のフラッシュメモリは驚くべき三次元微細加工が行われているのでコストや集積度で勝つのはたいへんです。上記④の後半で、最初はコストが高くても、Intelなら高利益のCPUにくっつけて赤字を吸収できるはず、との記述がありますが、CPUの性能がAMD社に負けて独占でなくなったので、辛くなったのでしょう。
ビジネスは何にしてもたいへんですね。⑥にあるように、将来に期待したいです。
⑥ https://www.publickey1.jp/blog/22/optane.html

non-volatile 不揮発性 「ヴォ」らタイる
– cash の関連語
cash 現金
cashier レジ(係)  cash register レジ  Where is the cashier? レジはどこですか?
currency 通貨 「カ」レンスィ
note 紙幣 (banknote)
coin 硬貨
investment 投資
refund 返金
payment 支払い
stock 株
reserve 準備金 Federal Reserve Bank 米国連邦準備銀行(アメリカの中央銀行) FRB
a savings account 預金口座
an ordinary account 普通預金(口座)
a fixed deposit (account) /a time deposit (account) 定期預金(口座)
a checking account 当座預金 (小切手を振り出す)

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