墨子(4) ピンホールカメラ

墨子は、先週のyoutubeで言いたいことはほぼ尽くされているので、あと数回こぼれ話的なところをやって、マキャベリ「君主論」に移ろうと思います。今回は、気になっていたピンホールカメラ(小孔成像)の発明とされているところです。
https://learning.sohu.com/20170810/n506260353.shtml
私には正しいかどうか判定できませんが、光について語っている一連の短い文章で、「端」という字が古語で「終極」→「小さい点」の意味、そこから離れると大きくなる、「到」→「倒」反転している、下のものは高くなり、高いものは下になる、庫に景がある、などの文があります。まさに判じ物ですが、確かにピンホールカメラ以外に意味のある解釈はなさそうです。古い文明もいろいろありますが、防衛技術を磨く過程で科学的な研究を残したというのは独特ですね。BC5世紀だとギリシャではペロポネソス戦争(BC431-404)で大きな動きがあるところで、都市国家群が二分されたソクラテスの時代です。中国の戦国時代(BC476/453/403-BC221)と詳細に比較すると面白いかもしれません。そのうち試みてみましょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AD%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%BD%E3%82%B9%E6%88%A6%E4%BA%89
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E5%9B%BD%E6%99%82%E4%BB%A3_(%E4%B8%AD%E5%9B%BD)

こぼれ話 episode、anecdote 「ア」ネクドート
判じ物 a riddle (なぞなぞ)、 a puzzle
戦国時代 warring states period
文明 civilization シヴィらイゼーション
合従連衡 alliance, tactic of making and breaking alliances to benefit oneself as the occasion demands, resorting to alliances as a diplomatic expedient
expedient 便宜主義の エクス「ペ」ディエント level 11
occasion オ「ケイ」ジョン 機会、折、儀式、(ニュアンス難しいですが 「たまたま状況によって生じる機会」)
連合軍 allied forces アらイド
tactic 戦術 (tacticsで使うことが多い)
strategy 戦略 スト「ラ」テジ

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