今週の世界の研究所は、電波望遠鏡で現在最大の、南米チリのアタカマ砂漠の高地にある ALMA 電波天文台を取り上げます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%9E%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E3%83%9F%E3%83%AA%E6%B3%A2%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%9F%E3%83%AA%E6%B3%A2%E5%B9%B2%E6%B8%89%E8%A8%88
高度5000mにあるというので驚きます。日本・台湾・韓国・米国・カナダ・EUの共同プロジェクトのようです。
直径12mのパラボラが主で、全部で66台のパラボラが連動しているようです。なぜ小さいパラボラをたくさん用意するのか等の疑問や連動の詳細などは次の機会にしましょう。
今週は電気的測定でおそらく最も高い感度が必要な電波天文学の検出器の解説をしたいと思います。
※今日は休日だということに気づきましたが、さっき帰ってきた久しぶりの学会出張で曜日がくるってしまいました(授業が休みなのに気づかず昨晩は夜中に準備していました…)。
英語はALMA天文台のサイトから拾ってみます。
ALMAは、The Atacama Large Millimeter/submillimeter Array の略で、スペイン語で魂を意味するそうです。英語ではラテン語由来の “alma mater”=”nursing mother” で、意味は「母校」、ときに「母校の校歌」、はよく使うので、覚えておいた方がいいです。 アるマ・マータ
12 billion light years 120億光年
Detection of these two molecules (H2O and CO)in abundance suggests that the molecular Universe was gong strong shortly after the elements were forged in early starts.
forge 案出する、鍛造する、でっちあげる、名詞は火事場の炉 sourceforge はオープンソース開発で使われますね。
https://www.weblio.jp/content/SourceForge
The new research comprises the most detailed study of molecular gaas content of a galaxy…
comprise 構成する、成る
Epoch of Reionizaton 宇宙の再電離 ビッグバン後9億年までに起こった現象で、最初の恒星の発生に伴う: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%86%8D%E9%9B%BB%E9%9B%A2 こういうのを考えると、人間の悩みなどは小さいものだと思いませんか?
Early galaxies are forming stars at a rate thousands of times that of the Milky Way. 初期の銀河は天の川銀河(我々がいるところ)に比べて千倍もの速度で恒星を生成しています。 “are”と現在形なのが天文学者らしくて面白いですね。