世界の研究所 マックスプランク石炭研究所(Max-Planck-Institut für Kohlenforschung)

今週の世界の研究所は、今年のノーベル化学賞のProf. B. Listが在籍するドイツMax Plank 石炭研究所(Max-Planck-Institut für Kohlenforschung)です。Max Plank Gesellschaft 傘下の86の研究所の一つです。「石炭」とついていますが、有機および有機金属に関連した均一および不均一触媒の基礎研究を行う研究所になっているようです。石炭はほとんどやっていないのに、名前を変えないところが面白いですね。350人の従業員の半数が博士号を持っているかは博士課程学生とのことです。5つの研究部門があり、その長である5人(Board of Directors)によって運営されています。各グループの写真を見ると、有機金属化学(30人)、均一系触媒(40人)、分子理論・分光(60人)、有機合成(30人)、不均一系触媒(不明)です。所長はFischer-Tropsh反応 のFischer(1912-1943), Ziegler-Natta触媒のZiegler(ノーベル賞)(1943-1969)、有機ニッケル触媒のWilke(1969-1993)など、一人が長期間やっていますね。有名な研究者が若くして所長になって定年が無くなるイメージでしょうか。
Summer school の講義とインタビューがyoutube にありました。


今週は石炭の現状について見ていきましょう。

reagents 試薬
delegate 委任する 「デ」りゲート
enormous 莫大な、巨大な エ「ナ」ーマス
active substances 活性物質
excellent reputation 優れた評判
outstanding facilities 際立った設備
enzyme 「エ」ンザイム 酵素
substrate (触媒や酵素の)基質、(蒸着の)基板
iterative saturation mutagenesis 繰り返し飽和変異生成
oxidative hydroxylation 酸化的ヒドロキシル化
hydrolysis ハイド「ロ」りシス 加水分解
pharmaceutical industries 製薬工業
fruition フルーション 結実

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