新型脳磁計

金曜日は本を読むことにしていますが、今回は準備が間に合わないので、今週出てきた脳磁計の話のつづきです。
(「小説という表現形式の頼もしさは、マヨネーズをつくるほどの厳密さもないことである」司馬遼太郎、「今日の英語」は小説ではないですが、言い訳です。)

脳波測定では全体の活動しかわかりませんでしたが、脳のシナプスの電流が作る磁場を測定することでどこが活動しているかが頭蓋骨の外からわかります。
脳磁計は日本ではリコーが販売しています。
https://jp.ricoh.com/release/2018/0709_1.html
使用料は下記一時間740ドルです。fMRIよりは安いようです。
https://medschool.ucsd.edu/som/radiology/research/core-services/Pages/MEG.aspx

ルビジウム原子時計を使った画期的な脳磁計が最近発明されました。これは超伝導が要らないので、寒剤がいらなくなって、小型化しました。リコーはどうするでしょうか?
https://www.nature.com/articles/nature26147
小型にできるので、より普及するのではないかと思います。心理学を脳の活動部位レベル(分解能~cm)で定量化できる時代が来ました。もっと高分解能が欲しくなりますね。

小説 a novel
言い訳 an excuse
マヨネーズ mayonnaise 「メ」ヨネーズ, mayo 「メ」ヨ
難しいですが、あえて訳すと、”The reliability of a novel as a way of expression is in the fact that it is less strict than making mayonnaise.”でどうでしょうか。 in the fact that は日本人がよく使ってダメ出しされますので改良の余地ありです。
脳波 electroencephalogram, brain waves
頭蓋骨 a skull スカル 、a cranium ク「レ」ニウム
どこが活動しているか active region; where is active
画期的な epoch-making, epochal, breakthrough
寒剤 coolant
もっと高分解能 higher resolution
欲しくなる become desirable
1時間当たりの使用料 hourly charge 「ア」ウワり
action potential 活動電位

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