先週は任天堂の話を少し出しましたので、今週はセガから始めましょう。
研究所という名前ではないですが、「世界の研究所」の代わりです。セガは社員4000人弱で、ある種の研究者もいるはずですが内訳は不明です。最近開発子会社を本体に取り込みました(人員配置を流動化させるため?)。羽田にモーションキャプチャーの施設があります。
開発本部のブログに面白い情報がいろいろ載っています。下記デバッグ法は役立ちました。開発者が1000人規模であるという記述あり。
下記は、ハミルトンの四元数(しげんすう、quarterion)が使われているという解説です。社内で数学の勉強会をしているそうで、資料を公開しています。四元数が実社会で使われているのは知りませんでした。このブログは求人には役立ちそうですね。四元数について調べているときにこのページにぶつかりました。今週はこれから流行りそうな予感がする四元数を中心に解説します。
四元数 quarternionは、ハミルトニアンのIrelandのSir William. R. Hamilton ハミルトン卿(1805-1865)が発見したもので、複素数の拡張です。
虚数単位iに加えて、j, kというものを導入し、
i^2=j^2=k^2=ijk=-1という条件を課すと、複素数のような「四元数」の体系を作れるということを発見しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3
類似の体系は、複素数と四元数の2種類しかないということが証明されているそうです。
https://en.wikipedia.org/wiki/William_Rowan_Hamilton
から。上記によるとハミルトンは神童だったそうですが、晩年はアルコール漬けになって痛風の発作の後に亡くなったようです。また、若い時に何度も女性に振られているようで、英語版は女性の名前まで書いてあってちょっと気の毒です。・・・天才でも苦労しています!
a solicitor (イギリスの)事務弁護士。barristerが法廷に立つ弁護士。併せてlawyer(ろーヤーという発音もあるが、ろイヤと発音されることも多いので注意)
immense talent たいへんな才能
a prodigy プ「ロ」ディジ 神童、天才
a preacher 説教者
pious 「パイ」オス 敬虔な
timid 臆病
gout ガウト 痛風
a commemorative stamp 記念切手
Japan chapter 日本支部
celestial phenomena 天文現象
eclipse of the moon 月食
caliculus of variations 変分計算
…It is believed by some modern mathematicians that Hamilton’s work on quaternions was satirized by Charles Lutwidge Dodgson in Alice in Wonderland. In particular, the Mad Hatter’s tea party was meant to represent the folly of quaternions and the need to revert to Euclidean geometry… よくわかりませんね。わかった人は教えてください。
satire 「サ」タイア 皮肉る
Charles Lutwidge Dodgson = ルイス・キャロル Lewis Carroll(筆名)
Mad Hatter’s tea party 狂った帽子屋のお茶会(時間が経過しないということと関係?、わかりません)
folly ばかばかしさ lack of good sense, fooolishness, 役に立たない建造物
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Euclidean geometry ユークリッド幾何学