ヘリウム生産設備と市況

鉱産資源に関する情報は、国の機関であるJOGMECのサイトに最新情報が記載されています。
例えば、カナダが国産critical mineral listを定めたニュース

加:連邦政府、クリティカルミネラルリストに31鉱種を指定


アルミニウム、アンチモン、ビスマス、セシウム、クロム、コバルト、銅、蛍石、ガリウム、ゲルマニウム、グラファイト、ヘリウム、インジウム、リチウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ニッケル、ニオブ、白金族、炭酸カリウム、レアアース、スカンジウム、タンタル、テルル、錫、チタン、タングステン、ウラン、バナジウム、亜鉛
ヘリウムも入っていますね。
一方、EUはヘリウムを除外しました。

EU:欧州委員会、EUの重要な原材料に関する行動計画及び重要な原材料リスト2020年版を公表


都市鉱山に関する情報もたくさん載っているので、今度まとめてみます。

helliumの市況を調べようとしたら、下記の仮想通貨ばっかり出てきます。これはIoT用のwifi中継を行うことで仮想通貨がもらえる仕組みのようです。
https://www.coindeskjapan.com/22572/

ヘリウムガスは米国が40%を作っているとのこと。天然ガスに混じって出てきます。
下記はニュース番組です。新たに動き出したヘリウム生産設備を持つQatarへの禁輸が不足を生んでいるようです。
https://www.youtube.com/watch?v=mCzuox8k424

下記はヘリウム生産設備の紹介です。米国は国家のヘリウム備蓄をやめてを民営化することにしたため、市場メカニズムで価格上昇が起こっているとのこと。80-100年分は資源があることは確認されており、価格上昇で探索が進み、わかっている資源はさらに増えているということで、石油と似ていますね。ヘリウムについては米国の持ち出しで世界の需要を支えるのをやめた(値上がりしたら国内では補助金で補填?)ということだと理解します。動画では今年から安定するだろう、とのことですが、高値安定でしょう。ツライですね…
https://www.youtube.com/watch?v=mOy8Xjaa_o8

embargo エン「バー」ゴ 禁輸 論文が出版されるまでプレスリリースが禁止されることもembargo period などと言います
brunt 矛先(ほこさき) level 11 bear the blunt of ~の矢面(やおもて)に立つ
nonflammable 不燃性
incredibly useful 信じられないほど有用な
refrigerant リフ「リー」ジラント 
depleted デプ「りー」テッド 枯渇した 
fractional distillation 分留
Qatar closes helium plants amid rift with Arab powers.
rift 切れ目、地溝、断絶、仲たがい (level 10) Great Rift Valley (アフリカ大地溝帯、紅海からタンザニアに至る溝)で覚えるといいと思います。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E6%BA%9D%E5%B8%AF
trench 深い溝、塹壕、堀 (level 6) ocean trench 海溝

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