ドリトル先生とナマケモノ

動物と話をする、というとドリトル先生の話を思い出しますね。
作者のHugh Lofting (1886-1947) はイギリスとアメリカを行き来した童話作家で、他の仕事をしているときに自分の子供むけに作った話が本になりました。機関車トーマス(The Railway Series by Rev. Wilbert Awdry オードリー牧師)もそうなので、よくあるパターンのようですね。
ネット上の自由出版プロジェクト Project Gutenbergで最初の話”The Story of Doctor Dolittle” その他が読めます。挿絵もついています。最初の話はボランティアによる音声版もあります。聞きやすい語りです。
https://www.gutenberg.org/ebooks/501
また、公式ファンサイト?(子孫公認)もあるようですが、個人の運営のようで、リンク切れが多いです。
https://puddleby.tripod.com/

John Dolittle, M.D. M.D.は医学博士 medical doctorです。 ドリトルがDolittle(ものぐさ、遊び人の意味)であることを知ったときはショックでしたが、自分の子供のための話ならば、逆にほのぼのしますね。

今日は、「怠惰な」の類語を覚えましょう。
LDOCEと https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/4201/  を参考にしました。

“lazy”: not liking work or physical activity, or not making any effort to do anything. 働いたり身体を動かしたりするのを好まない。何かをする努力をしない。「怠惰な」「ものぐさな」
a lazy student ものぐさな生徒、怠け者の学生
You make your own breakfast! Don’t be so lazy! 自分の朝ごはんくらい作りなさいよ!さぼらないで!
 I’m having a lazy weekend. ダラダラした週末を過ごしています…
 どんな言語もですが、形容詞は主語によって大きく人称変化します。会話で使えるといいですね。
 I am lazy. 僕は怠け者です。
 You like relaxing at home, don’t you? お家でのんびりするのが好きなんだね。

“idle”: lazy and not doing enough work. Idle sounds rather formal and is becoming old-fashioned. In everyday English, people usually use lazy. 古い言葉だそうです。コンピュータ用語でCPUが休んでいることを指しますね。自動車のアイドリングもこれですね。
The beggars were too idle to look for work.
Her son was bone idle (=extremely lazy).

“indolent”: 「イ」ンドレント(レベル12、これくらいまでは覚えてもいいのでは?) (formal) lazy and living a comfortable life だらだらと快適に暮らしている様子(いいですね!) 和訳は「不精な」「怠けた」がはまります。
 He spent an indolent first year at Oxford. 彼はオックスフォード大学に入って1年目は怠けて過ごした。
 the indolent son of a wealthy landowner  地主の怠け者の息子

“shiftless”: 「シ」フトれス(レベル26、13000語レベル) lazy and having no ambition to succeed or do anything useful with your life 「ふがいない」
her shiftless husband ふがいない夫

“work-shy”:「仕事嫌いの」 (British English) lazy and trying to avoid any work
 He was work-shy, and no one could remember when he’d last held a job.

“slothful”: ス「ろ」すフる (レベル26) formal lazy and not liking physical activity 「無精な」
 Her advice to slothful Americans is: ‘Get out there and walk!’ sloth はslowの古語だそうです。

動物の「ナマケモノ」(中南米にいる)はa sloth(スろーす 無精、ものぐさの意味もある。その場合は不可算。レベル14)です。 three-toed sloth ミツユビナマケモノ two-toed sloth フタユビナマケモノ
https://en.wikipedia.org/wiki/Three-toed_sloth 笑っているようなたれ目の模様です。いろいろ写真を見ましたが、この動物の特長のようです。1日10gしか食べず、排せつは週1回、一日のうちの90%は動かず、代謝を下げるために変温動物で、自分に生えたコケも食料にしている、とのこと。徹底した「ナマケモノ」ですね。下記はコスタリカのナマケモノ保護センターの動画です。
https://www.theatlantic.com/video/index/264159/fauna-the-overwhelming-cuteness-of-baby-sloths/

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