今週の世界の研究所は、AustriaのVienna(ウィーン) 近郊にあるKonrad Lorentz Institute for Evolution and Cognition Research (コンラート・ローレンツ進化と認知の研究所)とKonrad Lorentz Institute of Ethology(同・動物行動学研究所)を取り上げます。Konrad Lorenzは、動物生態学の創始によって1973年にノーベル医学生理学賞を受賞しました。同時受賞者はミツバチが8の字ダンスをして蜜の方向を仲間に知らせる方法を解読したKarl von Frischと魚の本能行動を解明したNico Timbergenです。古い話ですが、最近のAI技術の進歩によって新しい動きがあるので、とりあげてみます。
https://en.wikipedia.org/wiki/Konrad_Lorenz_Institute_for_Evolution_and_Cognition_Research
https://www.kli.ac.at/
によると、進化と認知研究所(KLI)自体は私立で、所員は12人、理論生物学を主に扱っており、ウィーンをはじめとして大学や学術機関と共同しているとのこと。
https://en.wikipedia.org/wiki/Konrad_Lorenz_Institute_of_Ethology
によると、ethologyの方(KLIVV)は、動物写真家のOtto Koenigによって設立され、2011年に現在の名前に改名されたそうです。ウィーン獣医大学の下にあるようで、こちらの方がweb siteは写真が多くて面白いです。鳥に足輪をつけて追跡する研究を継続しているそうです。
https://www.vetmeduni.ac.at/en/konrad-lorenz-institute-of-ethology/
Lorenzの名前を冠した研究所はオーストリアには4つあるそうです。
ethology イ「そ」ろジ = study of animal behavior 動物行動学(人間も対象に含む) 語源はギリシャ語で、もともと「性格をまねする演技技術」という意味の言葉から転じたようです。
ornithology オーニ「そ」ろジ 鳥類学(レベル15)
migration 鳥の渡り
It seems that blackcaps(ズグロムシクイ、鶯の一種) discovered the more favorable climatic conditions in Great Britain very quickly and adapted their migration behavior accordingly within a short period of time.
鳥の名前 https://osanpo-english.com/note/name-bird.html
albatross アるバトロス あほうどり ゴルフ用語(parよりも3打以上少ない)でもありますね。飛ぶ様子から名付けたとのこと。
sandpiper / snipe しぎ 狙撃手 sniper シギ猟から転じた?
bush warbler ブッシュ ワーブら うぐいす
quail クウェイる うずら。 動詞quailは「ひるむ」
jay ジェイ かけす、おしゃべりな人 (レベル9)
cuckoo クックー かっこう これは鳴き声から?
canary カナリ かなりあ
pheasant フェザント きじ
hill myna / myna bird きゅうかんちょう どうでもいいですが、マイナンバーのwebは myna.go.jpです。命名者はわかってやっているのでしょうね。web siteには九官鳥ではなくウサギがいます。
stork ストーク こうのとり
ibis アイビス とき
lark らーク ひばり
starling スターりング むくどり log n!=nlogn-n+O(log n)の公式は Stirlingで、違います。