今週の世界の研究所は、Palo Alto Research Center (PARC, 米国カリフォルニア州パロアルト)を取り上げます。
もともとは1970年にXEROX社(コピーの発明からできた企業です)が情報科学の応用展開のために設立しました。現在はXEROXの完全子会社だが独立して顧客の依頼で研究開発を行っているそうです。XEROX本業に近いレーザープリンターの他に、コンピューターマウス(Stanford Research Instituteが発明したものを取り入れた)、デスクトップの概念の開発で有名です。これらはAltoというパソコンのモデルに組み込まれており、それを見学したBill GatesとSteve JobsがそれぞれWindowsとMacintoshを作り商用化しました(当然特許の裁判になりましたが、発明が早すぎて特許切れ等であまり儲からなかったようです)。Stanford Universityの近くにあるため、交流も盛んだそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
a provost 米大学の副学長(学務担当)、英大学の学寮長
a subsidiary company 子会社
dedicated to developing and maturing advances in science and business concepts 科学と業務における概念の開発と成熟に特化した
PARC’s research areas encompass a range of disciplines in hardware, software, social sciences, and design.
PARCの研究領域はハードウェア、ソフトウェア、社会科学、デザインの多岐にわたる分野にまたがっている。
a discipline 学問分野 「ディ」シプリン 不可算名詞で「しつけ」「自制」「鍛錬」の意味があります。
a disciple 弟子 ディ「サイ」プル
an adherent (宗教の)弟子、信者、党員 形容詞で「粘着性の」 アド「ヒ」レント
an apprentice アプ「レン」ティス、「弟子」「見習い」(Mr. Trumpが司会の昔の人気番組)
system prognosis プログ「ノウ」シス 予後、予知、予測
Steve Jobs of Apple said that “Xerox could have owned the entire computer industry, could have been the IBM of the ninties, could have been the Microsofit of the nineties.” 仮定法のいい例ですが、こんなことを言われたら悲しいですね。我々の研究もそうならないように果実までとりいれたいです。
entire エン「タイ」ア すべて
altitude 高度 alにアクセント
latitude 緯度 laにアクセント 形容詞は lateral 側面の、横の
longitude 経度 「ろ」ンヂチュード 形容詞は longitudinal 縦の、大円方向の
equator 赤道 イク「エ」イタ