世界の研究所 Max Plank Society

今週の世界の研究所は、ドイツのMax Plank Societyです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Max_Planck_Society
最初は国王の名前のKaiser Wilhelm Societyと言っていましたが、1948年に、所長のMax Plank (プランク定数の人です)が亡くなったのを機に改名されました。
今年もノーベル賞2人でています。
https://www.mpg.de/nobel-prize

傘下に84の研究所がある一大機関で、年間予算は2200億円、日本の科研費総額(2692億円)と同じくらいですね。昔からRuskaの電子顕微鏡の発明など、長期的・基礎的な視野の研究が多いです。日本で同じやり方のところは、理研(年間予算100億)か物材機構(同300億)でしょうか。大学、大学院学生の学費無料制(ただし学部 30-50%が中退!)をはじめ、いろいろ考えさせられます。
https://affinity-germany.jp/program/purposes/germany_university/

先週の室温超伝導
https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/13478?fbclid=IwAR0W_aNIRyl_uz5wUQgNYgmTT5UgJjW4qhj5h_0hK06dwAg0o33cxCkgCQ0
のきっかけはMax Plank Chemical Instituteの下記の研究室です。ノーベル賞が出るならばこちらでしょう。
https://www.mpic.de/3538358/Eremets_Group
高圧下の超伝導の最初期の探索は阪大が主導していたように見えます。私が学生のころ、ここの先代の研究室が元素を片っ端から超高圧圧縮して固体金属化して超伝導を測って、酸素や硫黄の超伝導を発見しました。

ようこそ極限超高圧へ



授業料、月謝 tuition
学生への給費 stipend スタイペンド タにアクセント(TA, RAなど。アメリカの大学院生はこれで生活できます。教授がとってきた予算から払うので、教授がとってくるべき予算額は我々より1桁上になります)
入学金 admission fee
年間予算 yearly budget
収入 revenue レベニュー レにアクセント
支出 expenditure エクスペンディチュア ペにアクセント
決算 settlement (of accounts)
参議院決算委員会 House of Councillors’ Audit Committee (「監査」に訳します)
衆議院 House of Representatives
議会(特に国会) Diet
監査 audit オーディット かんさ、会計のチェックのことです。

生物用語
autophagy オートファジー
phagocyte 食細胞 phagoは食べる、cyteは細胞 (白血球など)
cytetoxin 細胞毒 toxinは毒(これは英語としても使います=poison)

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