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Parker Solar Probeの諸元と発泡炭素+酸化物の耐熱シールド
米国の太陽探査機Parker Solar Probe についてもう少し見ていきましょう。太陽大気をくぐる時、人類が作って制御した物体としては最高速度(秒速192km、光速の0.064%)を出したそうです。そのためには、金星や木星をかすめて重力を使って軌道を変える操作(Hohmann transfer)を何回も行う必要があったそうです。西洋占星術では「惑星直列」など気にしますが、軌道遷移に使うためには地球との位置関係は重要な要素になりますね。ただ、Parker Solar Probeは2018年に打ち上げられてから6年かけて太陽に最接近したので、惑星との位置関係の効果が出るのは数年後になり、占い…