プログラミング言語には命令型プログラミング言語(その中に手続き型プログラミング言語(C,Java, Python等)、関数型プログラミング言語(LISP, Haskel等)・・・)と宣言型プログラミング言語(SQL等)がありますが、宣言型プログラミング言語は私には難しく思えます。そのためか、最近ではいろいろなソフトとSQLをつなぐインターフェースが作られています。
それでも、ある程度のSQLの知識は必要です。
下記は文系でよく使われる統計解析ソフトRとSQLの連携システムですが、有料のサブスクになっていると思います。Oracle社はMySQLを無料公開していますが、こういうところで儲けているのでしょう。
https://developer.oracle.com/ja/learn/technical-articles/combining-r-with-sql-for-data-analysis
例えば下記(無料部分)には、現在、企業の現場でも活用が始まっている機械学習をSQLで行うシステムの紹介があります。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01956/022400003/
次々にシステムが出てくるのでついていくのは大変です。例えば上記記事で紹介されている独SAP社は企業の情報系基幹システム(ERP; enterprise resources planning 直訳すると企業資源配分計画)のシェアが高いですが、1990年代からの古いシステムの保守サービスをやめて、抜本的に変更しようとしています。
https://www.obic.co.jp/knowledge/erp_foundation/01.html
最近江崎グリコのシステムが停止して私の好きなプッチンプリンの出荷ができなくなっていますが、それは基幹システムをSAPの最新バージョンに変更しようとして失敗したためと言われています。340億円かけたにもかかわらず、です。
日本ではSAP社のシェアは高く、保守が終わるのは甚大な影響をもたらします。システム変更は待ったなしとのことです。古いシステムの専門家はいま引っ張りだこで、技術者が年収4000万円で引っ張り出されているという記事がありました。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2404/24/news109.html
我々も装置の制御ソフト(例 windowsのバージョン)が変わると動かなくなって苦労します。システムを変えると非常に高いお金を取られます。私はこの辺をごまかして使うノウハウはかなり蓄えています。
英語は https://www.sap.com/products/erp/what-is-erp.html から。
Sometimes described as “the central nervous system of an enterprise,” an ERP software system provides the automation, integration, and intelligence that is essential to efficiently run all day-to-day business operations.
the central nervous system 中枢神経系
integration 統合
day-to-day business operation 日々のビジネス業務
“Most or all of an organization’s data should reside in the ERP system to provide a single source of truth across the business.”
飛行機の計器盤のようにリアルタイムで商品の状況や工場の状況がわかるシステムということですね。飛行機のチケット発券システムがこけることはありますが、人手で対応しようとしていました。今回の冷蔵食品は数が多すぎて人手では無理なのでしょう。
“The benefits of cloud ERP, for example, are different than on premise.”
on premise 日本語でも オンプレミスと使います。クラウドの対義語です。
That (being) said, それを踏まえたうえで、
deeper insights より深い考察
lower risk 、とも言えないと思いますが。。。
improved agility 敏捷性の向上 ア「ジ」りティ
wholesalers 卸売業者、問屋
retail リ「テ」イる 小売業