昨日の「今日の英語」を準備するときに electrician(高卒レベル)とelectrical technician(大卒レベル)の違いを探していて昨日紹介したIndeedのサイトを見つけました。
人材派遣IT企業のIndeedは2004年米国設立の会社で、現在は日本のリクルート傘下のようですね。 https://www.indeed.com/about/our-company
買収の背景が下記に解説されています(一般論ですが、個別企業の解説は「ためにする」記事も多いので、本当かどうかは多方面から吟味する必要があります)。少なくとも、会社を小集団に分けてそれぞれの財務計算を行い、集団のEBITDAマージン(収益力)を最大にする方針で全体の業績が上がるという方針は役立ちそうですね。小集団にすることで、「ぶら下がっている」人が減るのでしょう。
https://the-owner.jp/archives/2062
大学で学生を顧客(お客さん)と見るか社員と見るかは研究室によりますが、個人的には、授業料をもらっているので(10~20%しか研究室には入りませんが(国の配分・大学の財務状況により変動))、最終的には顧客であると考えることにしています。そうすると「収益力」をどう定義し、それを最大化するにはどうすべきか、面白い問題設定ができます。私がどう考えているかは日頃の行動を見ているとわかるかもしれません。
EBITDA イービットディーエー イービットダー https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/e/E0022.html
Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization 利払い前、税引き前、減価償却前、その他償却前利益 = 国による会計制度の違いを消去して収益力を比較するための指標。
interest 支払い利息、利子 この場合は、支払い利息を引いたものが経常利益なので、純粋な収益力としては払った利息を足し戻すべき、という考え。
depreciation デプリシエーション 減価償却 (これも足し戻す)
amortization (その他)償却 米 アマーティゼーション 英 アモータイゼーション
ため(為)にする(議論、などを伴うことが多い) 隠された意図があって、その実現のために行う何か。
例: ためにする議論 = 結論が決まっていて、ガス抜きのために行う議論
英語だと、 to have an ulterior motive アる「テ」リア 隠された モウティヴ 動機
to have an axe to grind アックス トゥ グラインド 研(と)ぐ斧(おの)
がweblioにありました。
ぶら下がり社員 a social loafer
loafer 怠け者、浮浪者 靴のローファーは loafers
https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/39000/
授業料 tuition テュ「イ」ション
顧客 customer 「カ」スタマ
日頃の行動(行い) one’s (habitual) behavior ハ「ビ」チュアル
sunk cost サンクコスト 埋没費用 = 経費 expenditure (エクス「ペ」ンディチュア)のうち、既に支払ってしまった分(that has been already spent)。未来の収益性(future profitability) が重要であって、状況が変わったときに事業から撤退(retreat)すべきかどうかの判断にはすでに使った費用は考えないという考えが良いようです。それはわかるのですが、感情的にはそう簡単ではないのです。個人レベルでも若い時は悩みの種になりますね。 sunk はsinkの過去分詞。
retreat 撤退(する) リト「リ」ート