世界の研究所:宗教の研究機関は膨大にあるので、病原体と哲学について考えました

先週から引き続いてCAR-T細胞療法について見ていきますが、今日はちょっと趣向を変えて、病原体の考察からいくつか哲学的?論点を引き出してみましょう。 (1)「がん細胞」「耐性菌」等の脅威となる病原体はヒトの免疫系をかいくぐったり抗生物質が効かなかったりします。特にがん細胞は遺伝子変異が蓄積してくると遺伝子の変化(進化)が速くなり、免疫系や抗がん剤などが対応できないものだけが生き残ります。早期発見して遺伝子変異が蓄積する前に一気に根絶することが望ましいです。細菌の耐性菌も同じで、抗生物質は処方されたものを飲み切るように言われるのは、生き残りを作らないためです。逆に、「半殺し」くらいの辛い目にあう…